畳について

畳の基礎知識

畳は体や環境にとってもよく、畳の素材である「い草」は自動で湿度の調整をしてくれたり、リラックス効果をもたらしたりしてくれます。
他にも植物で作られているため、人体に有害な物質のホルムアルデヒドや二酸化窒素などを吸収してくれます。
お客様のお部屋の雰囲気やライフスタイルなどによって、様々な種類の畳をご用意しております。ご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。

使用するい草について

い草は本来、真ん中の中心部分を使用して織られています。
短いい草は根や先端の枯れたい草が混じってしまう事になります。
その為、い草自体の質が悪く、耐久性に欠けた畳表になってしまいます。 それに対して長いい草になるほど、先端の枯れはほとんど入らないため中心部分がしっかり入った、耐久性に優れ色合いも均一で綺麗な良質の畳表ができます。

い草の長さ

畳はお手入れ次第で長持ち!

横になったり、素足で歩いたりすることが多い畳の上は、常に清潔にしておきたいものです。
畳はイ草という自然の物でできているので、フローリングよりお手入れには気をつかいます。
間違った方法でのお手入れや掃除をすると、変色したり畳を傷つけてしまう場合があります。
畳の素材はカビが生えやすく、ダニも発生しやすいため長期間掃除をせずに放っておくと健康に影響がでます。
畳を清潔な状態に保ち、長持ちさせるためには正しい方法で掃除することが大切です。

取扱い・お手入れ方法

  • 畳を濡れた雑巾で拭くと光沢がなくなるため、掃除機をかけた後、固く絞った雑巾もしくは乾いた雑巾で乾拭きをしてください。
  • 掃除機は、畳の目に沿ってゆっくりとかけてください。逆目でかけると畳が痛みます。
  • お天気のいい日は、窓を開けて換気をしてください。
  • 畳はデリケートなため、直射日光は避けてください。変色や傷等を早めます。
  • 畳の上に絨毯等の敷物を置かないようにしてください。畳が呼吸できなくなり、カビやダニ等の発生する原因となるためです。
  • 梅雨の時期等、湿度の高い場合は窓は開けずに除湿機やエアコンの除湿機能をご使用ください。
  • 足のある重いもの(机やテレビ台、ピアノなど)を直に置かず、板を置くなどしてしてください。
  • できれば年1~2回日干しにできればしてください。住宅事情により難しい場合は畳店にご相談ください。